so-netにはインターネットサービスが複数あります。
- ソネット光プラス
- NURO光
- auひかり
- フレッツ光
- コミュファ光
- WiMAX2+
これらのインターネットサービスの回線速度がどのくらい出るかご存知ですか?
so-netインターネットサービスの理論値
インターネット | 上り | 下り |
ソネット光プラス | 1Gbps | 1Gbps |
NURO光 | 1Gbps | 2Gbps |
auひかり | 1Gbps | 1Gbps |
フレッツ光 | 1Gbps | 1Gbps |
コミュファ光 | 300Mbps | 1Gbps |
WiMAX2+ | 30Mbps | 440Mbps |
数字を見るとどれも魅力的な数値です。
しかし現実は違います。
so-netインターネットサービスの実測値
インターネットはあらゆる要因で実測値が変動します。
上記の表はあくまで理論値です。
では実際それぞれの回線を利用しているユーザーがどのくらいの速度で利用しているのか見ていきます。
データは「みんそく」を参照しています。
インターネット | ping値 | 上り | 下り |
ソネット光プラス | 18.22ms | 206.78Mbps | 300.84Mbps |
NURO光 | 11.92ms | 411.82Mbps | 417.0Mbps |
auひかり | 23.59ms | 329.49Mbps | 362.9Mbps |
フレッツ光 | 23.96ms | 202.1Mbps | 227.57Mbps |
コミュファ光 | 19.29ms | 228.87Mbps | 293.91Mbps |
WiMAX2+(WX06) | 105.6ms | 3.35Mbps | 6.89Mbps |
このように理論値と比べてみると実測値はグンッと下がります。
でもこれは仕方が無いんです。
なぜでしょうか?
回線速度が低下する理由
インターネットの回線速度は道路のようなものです。
100km/hで走れる高速道路であっても渋滞の時はスピード出せないですよね。
また整備されていないガタガタの道をスピード出すことは出来ません。
インターネット回線も同じです。
多くのユーザーが利用する環境ではスピードが出ません。
速度を出す環境が整っていないとスピードは出ないのです。
では具体的にインターネットにおいて速度が出る環境とはどんなものを指すのでしょうか。
so-netインターネットサービスを快適に使うための回線速度向上術
- モデム機器の電源の抜き差し
- LANケーブル規格の見直し
- OSのアップデート
- パソコン内のデータ整理
モデム機器の電源の抜き差し
モデム機器は利用期間が長くなればなるほど熱を持ちます。
熱を持つと稼働力が下がり通信が重くなる要因となります。
こうした場合に熱を開放する意味で一度電源を抜いて時間を置くと良いです。
熱が抜けると稼働力が戻り通信状況が改善することがあります。
最もモデムは経年劣化してくものなので、熱を持ちやすくなったり動きが悪い場合は交換してもらうのが得策です。
LANケーブル規格の見直し
LANケーブルには規格があり、規格によって通信速度が大きく異なります。
以下の表をご覧ください。
規格 | CAT5e | CAT6 | CAT6A | CAT7 | CAT8 |
通信速度 | 1Gbps | 1Gbps | 10Gbps | 10Gbps | 40Gbps |
伝送帯域 | 100MHz | 250MHz | 500MHz | 600MHz | 2000MHz |
※「伝送帯域」とはデータを伝達するために使われる周波数の幅を表す値です。
LANケーブルの規格はもっと低いものもありますが、最低でもCAT5eは必要だと考えています。
CAT5e以下は1Gbpsも出ないので、速度低下の要因になります。
理論値は1Gbps以上であればそれに合わせたLANケーブルを準備しましょう。
OSのアップデート
OSのアップデートを疎かにしておくと、俗にいうパソコンが重い状態になります。
定期的にアップデートが無いか確認してアップデート情報が来て居たらすぐにアップデートするようにしましょう。
パソコン内のデータ整理
パソコン内に不要なデータが溜まり過ぎるとパソコンが重くなります。
それにより通信状態に停滞しインターネットの利用に大きな支障を起こします。
不要なアプリやデータは削除するようにしましょう。
so-netには多くのインターネットサービスがありますが、快適に使うためには速度が出やすい環境の構築は絶対です。
そのためにもここまで述べてきたことを日ごろから意識して注意するようにしましょう。
少しでも快適にインターネットが使えるようになるでしょう。